「内なる人を強めてくださるように」

『内なる人を強めてくださるように』
「どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもって
 あなたがたの内なる人を強めて(くださるように)。」(エフェソ3:16)
 何を祈ればよいのか? 神に祈り求めながら、神と共に歩んで行くことが信仰ならば、祈るべき課題が尽きることはありません。日常のすべての営みの中で、あれもこれも祈るにふさわしいことでしょう。使徒パウロは、そのような無数の祈祷課題の中で、根本的なことを祈り求めています。どんなときにも、どんなところでも、いろいろなことが変化していこうとも、この祈りと共に進めば、大丈夫。そんな根本的なものを祈り求めています。「あなたがたの内なる人を強めてくださるように。」
 
 いろいろなことに直面すると、私たちは自分の弱さを覚えます。そして、自分に「もっと能力があったならばなあ」とか「もっと意志が強ければ・・・」とか、「もっと財力があれば・・・」とか、いろいろな弱さ、足りなさを覚えます。確かに、様々な事柄に十分対応するだけのものを持っていたら、悩み続けることはないでしょう。
 しかし、ここで祈り求めているのは、そのような強さではありません。今、祈り求めているのは、ますますキリストに依り頼む強さです。もっと具体的に言えば、どのようなときも、どんなことがあっても、とにかくキリストのもとへと近づいて、すがり続ける強さです。人の心の一番深いところで、神に守り支えていただく強さです。
 「どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて(くださるように)。」