「わたしの心は主に依り頼む」

「わたしの心は主に依り頼みます。
主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。」(詩編28:7)
 
「わたしの心は主に依り頼みます。」
この人の心は、驚くほど単純です。悩んだり苦しんだりしている内容は複雑かもしれませんが、重要な一つの点で単純です。それは、誰に頼るか、何を頼りにするか、その一点です。「わたしの心は主に依り頼みます」。
 ある意味で、幼子のような単純さです。子供は、誰のふところに飛び込むかという点で、迷いがありません。知らない人のところへは行きません。おそらく、たいていの場合、迷うことなく親のふところに飛び込むでしょう。泣きながら親のふところに飛び込んで、しばらくするとケロっとしている子供の姿は珍しいものではありません。
 「主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。」
泣いていた子供がそのように、親のふところでケロっと元気になるのは、そうかもしれないが、大人はそうはいかないと言われるかもしれません。しかし、主がどのような御方であるかを知り、信じるとき、子供のような信頼こそ、主を信じる信仰にふさわしい姿です。全能の神は、「すべてのことを働かせて」、ご自身の望むとおりのことを成し遂げる御方です。この御方を信頼して、幼子のような心をもって祈る者が、いろいろな悩みや苦しみの中で、新たに力を得て立ち上がるのは、おかしなことではありません。
 「わたしの心は主に依り頼みます。
  主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。」